こんにちは、でぃーです。
インフレンサーである「いれぶんさん」がYoutubeの中で『ファンが作れる3つの奥義』を解説していました。
SNSのフォロワーを伸ばしたい方、経営者やこれから副業・起業する人にとって参考になるものでした。
学びが多かったので思わず、記事にしてしまいました。
これからの時代、市場で生き残っていくためには、既存の顧客を長期的に支持してくれるファンにする=「ファン化」することが重要です。
なぜなら成熟社会となりつつある先進国日本は、ビジネスにおいて商品の質や機能で差別化することが難しくなり、また少子高齢化の影響もあり、新規顧客の獲得がますます難しくなってきたからです。
この記事では以下を学ぶことが出来ます。
1.ビジネスにファンが必要である理由
2.誰でもファンを作る事が出来る具体的な方法
いれぶんさんのYoutubeも時間がある方は見て下さい。
ビジネスにはファンが必要である理由
ビジネスにおいて売上高の8割は、既存顧客の2割が占めている(パレートの法則)と言われているように、一部の優良顧客のリピート購入が企業を支えていることが多いです。
また、5%の既存顧客の離脱を防ぐことができれば、利益率が25%改善できる、というマーケティングの法則(5:25の法則)もあるほどです。
ですので、あなたがビジネスを成功させる鍵はいかに『固定ファンを作れるか』が鍵と言って言い過ぎではありません。
①情報過多になっている
現在は、超がつくほど情報過多の時代です。
スマホやパソコンを使えば何でも検索できますし、欲しいモノはその商品を調べ、他と比較するも出来ます。
更に口コミなども参考に出来ますので安くて、品質が良いものを安く購入することが当たり前と考えられています。
一方で、選択肢が多く、疲れている人が多いのも事実です。
調べるのに疲れて最終的に買うことを止めてしまう人もいるでしょう。
でもあなたがファンになった人や信用できる人から進められたモノだったらどうでしょうか。
多くの人が詳しく調べることもなく、喜んで購入してくれます。
例えば私はTOEIC900点を目指して勉強しているのですが、ある日妻が良い英語講師を紹介してくれました。
彼女もその先生からレッスンを受けた経験があり、あの妻が言うのだから間違いないだろうと考えました。
彼女はしっかりしているので私は彼女をとても信用しています。
ある意味、私は妻に”ファン化”されています。
よって、すぐに受講をお願いしました。
このように信頼できる人から進められると疑うことなく、購入するのです。
あなたも思い当たることがあるのではないでしょうか。
②顧客をファンにする
顧客は良いモノを安く買いたいものです。
しかも品質が悪ければクレームを言いますのである意味売る側と買う側は敵対関係にあります。
でもファンは違います。
応援しているからこそとにかく買いたいと思ってくれるのです。
買うこと自体が応援の証であり、少しくらい品質が悪くても許容してくれるなど、敵対することはありません。
③巻き込める、助けてもらえる
ファンはあなたを応援してくれます。
なので、あなたが何かしようと動くとサポートしてくれます。
また、困っているときは助けてくれるありがいたい存在になります。
人間1人だと出来ることは限られていますが、助けてくれる人がいると出来ることが広げる事が出来ます。
誰でもファンを作る事が出来る具体的な方法 by いれぶんさん
ここからが本番ですよ。
ファンの大切さを理解頂いたところで、ファンの作り方について説明します。
ファンを作る上で重要な奥義が3つあります。
①共感を熱狂に変える
②自分をさらけ出す
③自分からファンになる
それでは詳細の説明に移ります。
ファンが作れる奥義1:共感を熱狂に変える
ファンを作りの初めの一歩は相手に共感してもらうことから始まります。
その為には、あなたが何を考えているか表に出す必要があるのです。
①一緒に目指せる夢を語る
とはいっても急に考えていることを主張し出すのも違和感を感じませんか?
では何からはじめれば良いのだろうと思いますよね。
手っ取り早い方法があります。
それはあなたの『叶えたい夢や目標を公言する』です。
自分の目標や夢を公言していないのではないでしょうか?
日本人は恥ずかしがり屋ですからホントに仲良い人、信用している人にしか伝えませんよね。
でもたくさんのファンがいるスポーツ選手やインフレンサーは自分の夢や目標、考え方を公言しています。
だから応援したくなるのです。
夢や目標を公言することであなたはどこに向かいたいのか、どのような考え方を持っているのかが相手に伝わります。
更にこの夢や目標が一緒に目指せるモノであればベストです。
それを応援することで自分も夢や目標に近づくことが出来る、そして達成することで自分も幸せになれる。
このような夢だとなおさら応援したくなりますよね。
②自分をさらけ出す
共感してもらうにはその人の夢や目標、考えたについて知ってもらう必要があります。
知らない人に共感することは絶対にありません。
興味を持ってるもらうためには自分の情報を惜しみなく出して、知ってもらう必要があります。
ファンを作りたいのであれば自分をさらけ出しましょう。
③まずは自分が熱狂する
自分の夢を語り、考えを知ってもらいました。
一緒に追える夢も共有して共感してもらいました。
次は共感を熱狂に変えていきます。
なぜなら共感だけでは人はなかなか動いてくれないからです。
共感が熱狂に変わって始めて能動的に自ら応援してくれるようになります。
熱狂してもらうにはどうしたら良いのでしょうか。
シンプルな方法があります。
それはあなた自身が1番熱狂することです。
全然難しいことではありません。
向かいたい夢や目標を明確にして迷いなき者として言語化し、そこに向かってただ行動すれば良いのです。
そして美学を持ちましょう。
美学とは美しさに関する独特の考え方で、自分を信じるということです。
他人と違っても自分の道を突き通すと他人は格好いいと思ってくれますよ。
ファンが作れる奥義2:印象に残ることをする
なぜファンになってもらう為に印象に残す必要があるのか。
飲食店の例で説明しています。
外食をするときあなたはどのようなお店を選びますか。
飲食店はたくさんあるけど、何度も利用するリピーターになっていることはありませんか?
これはまさにファンになっているということですよね。
飲食店を利用した人達にアンケートを出し、「利用しない」と答えた人にその理由を聞きました。
その答えに圧倒的に多かったものがあります。
「味が悪かった」、「接客が最悪だった」、「店が汚かった」などの理由ではありません。
それは答えは、『特に理由がない』です。
つまり、印象に残らなかったからです。
今の日本で「味が悪かった」、「接客が最悪だった」、「店が汚かった」といった店を見つける方が難しいと思いませんか。
全てが平均で、特に問題ないけど特徴もない店に行くくらいであればたくさんある新しいある店に期待するか、自分の気に入っている店に行ってしまいます。
印象に残ることがファン作りに繋がるのです。
ではどんなことに気をつけて行けば良いのでしょうか。
3つ紹介します。
①2番煎じにならないこと
何か特別なモノを持つ。唯一無二になる。
2番煎じには価値がありません。
この世に既に存在するモノ、全く同じモノを作っても印象に残りません。
個性を出し、この世に存在してないもの、価格やサービス、価値など色々なモノを組み合わせることで新しいモノを作り出すことが出来ます。
3つ以上の個性を組み合わせてオリジナリティを出すのが良い。
②配慮すること
ここでは具体事例と共に説明します。
いれぶんさんは会社員時代、レンタカーを頻繁に使っていたそうです。
レンタカーを借りる手続き、返却する手続きの際に、書類にサインをする場面があります。
サインをする書類が2枚あり、1枚目をサインした後に、従業員側で作業が発生するのでボールペンを一度下に置き、また持ち直す手間が発生します。
これが結構面倒で、23年間のサラリーマン時代に計1000回以上レンタカーを利用したそうですが、1人だけ1枚サインした後に「もう一枚サイン頂く書類がございますのでそのままお持ち下さい。」と声をかけてくれたそうです。
とても小さいことに感じることかもしれませんが、いれぶんさんはとても感動しました。
これこそが配慮です。
未だにそのレンタカーがどこにあったか、当時の状況を覚え、多くの人に話しているそうです。
相手に気配り心配りが出来る人は印象に残り、ファンを作ることができます。
③商売を後回しにする
ここでも事例を紹介しながら説明します。
いれぶんさんはあるとき出張でビジネスホテルを利用しましたが、予約を取れていなかったことがあったそうです。
よく考えてみると、予約をしたつもりで実際にはしておらず、自分に落ち度があることに気付きました。
そのホテルは残念ながら満室で泊まることは出来ません。
でもそのホテルのスタッフは「申し訳ございません。」と謝ってくれ、忙しい中、近隣のホテルに電話し、ホテルに空きがないか確認してくれたそうです。
当然、自分のホテルの売り上げには繋がりませんよね。
本当に感動し、いれぶんさんはそのスタッフの大ファンになったそうです。
それからはその地域に出張する際は、必ずそのホテルを利用するようになったそうです。
このように自分を犠牲にして、商売を後回しにしてまでの行動、自分に配慮してくれた行動は人の心を動かします。
それからもう一つ。
映画やドラマで最近泣いたことはありますか?
感動するとそれは大きな印象に残ることは皆さんもイメージがつくはずです。
つまり、人を感動させることが出来ればファンは作れます。
高揚感や強い感動は必ず誰かに伝えたくなります。
そしてそのファンはあなたの良さを誰かに伝えてくれ、どんどん広まります。
これこそが最強のマーケティングと言えるでしょう。
ファンが作れる奥義3:自分からファンになる
ここからは自分からファンになるについて説明します。
先ほどのホテルスタッフは、いれぶんさんをお客様以上のスタッフとして丁寧に扱ってくれました。
その結果、完全にそのスタッフのファンになったのです。
つまり、自分から積極的に ”GIVE” することが大切です。
ここでは3つの考え方を説明します。
①自分は後回し
この考え方はとても大切です。
例えば、初対面なのに一方的に自分の話ばかりしてくれる人、自分の用件さえ済めばOKだと思っている人など仲良くしたいと思いますか?
逆に自分を後回しし、私のことを気遣人・配慮してくれる人を優先したいと思います。
でも中には仇で返す人がいるかもしれません。
そういう人はむしろファンになってもらわない方が良いです。
自分から離れましょう。
②人は自分の鏡である
人に笑顔を見せれば笑顔が返ってきます。
自分のことを好きでいてくれる人、良くしてくれる人には親切にしたいと思いませんか?
自分から相手のファンになり、応援する。
そうすりと相手が自分のファンになってくれることがあります。
③一人一人と丁寧に向きあうこと
最後はめちゃくちゃ基本でありながら意外とできていないことです。
それは一人一人と丁寧に向き合うことです。
相手がどういう感情で、何を考え、どうして欲しいのか、これらを常に考える癖を身につけます。
片手間ではなくて、正面から向き合うことで相手を理解できて、そこから共感できる部分が見つかり、相手のファンになることが出来ます。
まとめ
今回の記事では、いれぶんさんのファンが作れる3つの奥義を解説させて頂きました。
自分で商売をしている人やSNSでフォロワーを増やしたい人など非常に参考になったのではないでしょうか。
改めて本日の記事のポイントをまとめたいと思います。
まずファンが必要な理由について以下の通りです。
①情報過多の時代で、価格や品質にも厳しい
②あなたを応援して、商品を喜んで買ってくれる
③巻き込める、助けてもらえる
次に誰でもファンを作ることが出来る具体的な方法について説明します。
奥義1:共感を熱狂に変える
①一緒に目指せる夢を語る
②自分をさらけ出す
③まずは自分が熱狂する
奥義2:印象に残ることをする
①2番煎じにならない
②配慮する
③商売を後回しにする
奥義3:自分からファンになる
①自分は後回し
②人は自分の鏡である
③一人一人と丁寧に向きあう
私の感想・考え
皆さんがまず取り組むべきことは『奥義1:共感を熱狂に変える』だと思います。
そのためには、あなた自身のことを深く知らなければなりません。
自分のことを理解していなければ「夢を語ることも出来ない」し、「自分を曝け出す」際にどういう見せ方をするべきかわからないですよね。
だからホント大切なのです。
私は、『自己理解セミナー』を受講した経験があります。
多くのお金と時間を費やしましたが、これにより自分の強みを理解し、『明確な目標』を持つことが出来ました。
すると、仕事が終わると家でダラダラすることが多かった私でしたが、目標に向かって努力し始めたのです。
具体的には朝活5時起き、残業時間や飲み会を減らし、空いた時間で読書や英語、副業をするようになりました。
健康にも気を遣うようになり、週末にランニングを行い、食生活も改善し始めました。
今ではこれらを習慣化にまで落とし込んでしまったのでやることが当たり前になっていて、むしろダラダラすることに嫌悪感すら感じてしまいます。
あなたが幸せな人生を過ごす為には『自分を理解する』ことが全ての起点になります。
ほとんどの人が就職活動の時にかじった程度ではないでしょうか。
良い機会なので徹底的にやって下さい。
私がそうだったように、あなたの人生が変わるきっかけになることは間違いありません。
そしてあなたが目標に向かって行動し始めると、必ず共感してくれる人が現れます。
テクニカルな表面的な変化より、自分の幹を太くすることを意識しましょう。